こんな疑問を解消します!
- FXでおすすめの取引ツールは?
- 無料で使える取引ツールは?
- 取引ツールを選ぶ際のポイントは?
FXの取引や分析に使うツールは利用するFX会社によって性能・機能が異なります。
そこで、この記事では使いやすいおすすめの取引・分析ツール5選を紹介していきます。
取引ツールとの相性はFXにおいて非常に重要なポイントです。そのため、取引ツールの良し悪しでFX会社を選ぶトレーダーも少なくありません。
これからFXを始める方は、ぜひこちらの内容を最後までご覧になっていってください。
FXの取引・分析ツールとは?
それではまず、FXの取引・分析ツールとはどういったものなのか?という部分から見ていきましょう。
FXの注文に欠かせないツール
FXで取引する際に利用するのが、各FX会社から提供されている取引ツールです。
取引ツールには主に「注文機能」「チャート分析機能」「経済ニュース」「マーケット情報」「メール通知」「資金管理」といった機能が搭載されています。
FX取引ツールの役割
- 注文機能
- チャート分析機能
- 経済ニュース
- マーケット情報
- メール通知
- 資金管理
なお、中には分析機能だけに特化したツールもありますが、ここでは注文機能・分析機能が「一体型」となっているツールについて説明していきます。
基本的にどこのFX会社でもPC用ツールとスマホ用ツールの2つを用意しています。
パソコンとスマホどちらのデバイスをメインに使うかによって選ぶツールも変わってきますので、ツールの性能からFX会社を選択するときは自分が取引によく使う方を想像してみてください。
チャート分析機能などを搭載
FXの取引ツールにはチャート分析機能が搭載されています。
チャート分析とはいわゆる「テクニカル分析」のことです。
テクニカル分析とは
- 過去の価格推移やサイクルから将来の値動きを予測する方法
- インジケーターや描画ツールをチャート上に表示させて分析をおこなう
- テクニカル分析には無数の種類がある
- 自分に合ったテクニカル分析方法を見つけることが重要
- FXの取引ツールにはこうした分析をおこなうための機能が含まれている
チャート画面にはローソク足を表示させることが一般的ですが、その画面にインジケーターやトレンドラインなどを反映させて分析をおこなうのがテクニカル分析の基本です。
FXでは分析結果をもとに注文を出していきますので、利益を得るためには分析の精度が重要となってきます。
比較記事:FX初心者におすすめのチャート5選!仕組みや選び方も解説
経済ニュースのチェックにも役立つ
FXの取引ツール内では経済指標データの確認や経済ニュースのチェックもできます。経済に関連したトピックスは為替価格に大きな影響を与えますので、FXをする上ではこうした情報を収集することも大切です。
ちなみに経済指標とはその国の経済状況を表す数値のことを指しますが、発表された数値によっては突然トレンドが発生することも少なくありません。
また、「政策金利の変更」「輸入輸出に関する規制」「経済主要国内での選挙」といった経済関連のニュースも為替の値動きに影響を与えます。
こういった情報をもとに投資家たちの動向を分析して、値動きの予測を立てることを「ファンダメンタルズ分析」と呼びます。
ファンダメンタルズ分析はテクニカル分析と同様にFXでは欠かせない要素のひとつなので覚えておきましょう。
記事:【プロ推奨】FXで役に立つニュースサイトとおすすめ情報収集法
ツールからFX会社を選ぶときのポイント
続いてはツールからFX会社を選ぶときのポイントを紹介していきます。
ツールからFX会社を選ぶ際のポイント
- 視認性(見やすさ)
- 操作性(使いやすさ)
- 機能性(分析ツールなどの豊富さ)
①視認性(見やすさ)
取引ツールの見やすさは非常に大事なポイントです。
画面がゴチャゴチャして見づらいと取引自体に支障が出てしまうので、できるだけスッキリとした画面を採用しているFX会社を選びましょう。
②操作性(使いやすさ)
操作性というのも取引ツールを選ぶ上では重要です。
特に注文までのアクションがスピーディーであればあるほど、自分にとって有利な取引ができます。
なお、操作性を確認したい場合は各FX会社が用意するデモ口座を開設してみてください。デモ口座から取引ツールにログインすれば実際の使いやすさが分かります。
③機能性(分析ツールなどの豊富さ)
各FX会社の取引ツールには様々な機能が搭載されています。中でも確認してもらいたいのは分析に関連した機能です。
インジケーターや描画ツールの種類、同時に表示できるチャートの数といった部分はテクニカル分析をおこなう上で重要なポイントとなってきます。
また、ツール内で経済ニュースや経済カレンダーがチェックできるかどうかも大事なので、そちらも事前に調べておきましょう。
取引・分析ツールが使いやすいおすすめのFX会社5選
ここでは取引・分析ツールが使いやすいおすすめのFX会社を紹介していきます。
どのFX会社のツールも視認性や操作性に優れたものばかりとなっていますので、特に初心者の方は参考にしてみてください。
ツール以外の項目も比較したい方は、以下の「FXおすすめ口座比較」の記事をご覧ください。
一緒に読みたい
【2024】FX口座おすすめ比較ランキング!初心者が失敗しない選び方
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①DMM FX:DMMFX PLUS
利用者数が多いことでも知られる「DMM FX」では非常に高性能な取引・分析ツール「DMMFX PLUS」を提供しています。
取引ツールの特徴
- レイアウトが自由自在
- 機能ごとに画面をポップイン&ポップアウト可能
- 経済指標や経済ニュースの検索機能
- トレンド系インジケーター11種類
- オシレーター系インジケーター10種類
- 各種通知設定が可能
- 各種注文方法が非常に使いやすい
- WindowsとMacの両方に対応
パソコンでの取引がメインという方におすすめしたいのが「DMMFX PLUS」です。こちらはWindowsとMacの両方に対応していますので、幅広い方に利用してもらえると思います。
機能性に関しては、まず自分の好きなようにレイアウトを変えられるところが秀逸です。これによって視認性や操作性が向上されますので、お気に入りの配置を試してみてください。
また、経済指標や経済ニュースに関する情報を検索・取得できるところも魅力的な部分です。何が要因となってトレンドが発生しているのか?といった疑問が瞬時に解決できるので、その後の取引にとても役立ちます。
そしてなんと言っても使えるインジケーターが合計21種類も搭載されているところがDMMFX PLUSをおすすめする理由です。チャート分析に欠かせないインジケーターがしっかりと抑えられていますので、精度の高いテクニカル分析ができます。
そのほか、メールの通知機能や多彩な注文方法といった部分も大きな特徴となっていますが、とにかく初心者から上級者まであらゆる方が納得するツールと言えるでしょう。
②GMOクリック証券:GMOクリックFX
「GMOクリック証券」が提供するツールはスマホやタブレットで取引をしたい方におすすめです。最新バージョンはAppleWatchにも対応するようになりました。
ツールの特徴
- 経済カレンダーに重要度のマークを表示
- チャート上のラインから指値や逆指値の注文を通せる
- 最大16チャートを保存できる
- 4分割チャート画面機能
- 12種類のインジケーターと多彩な描画ツールを搭載
- インジケーターやチャートのカラーを変更できる
GMOクリックFXアプリはトレードに必要な機能をすべて詰め込んだオールインワンツールです。チャート分析から経済カレンダーのチェックまで、パソコンを開かなくてもスマホ上ですべてのアクションを済ませられます。
通勤中や外出先といったシーンでもパパっと相場を見ることができますので、日中忙しい方にとってもありがたいツールと言えるでしょう。
また、いつでもどこでも取引できれば注文のチャンスを逃さず、効率的に利益を積み重ねていけます。もちろん機能性に関しても申し分なく、特に指値や逆指値の注文価格をチャート上のラインから指定できるのは非常に便利です。
使えるインジケーターは12種類で、そのほかフィボナッチリトレースメントやトレンドラインといった描画ツールも豊富に用意されています。
初心者でも使いやすく画面も見やすいので、ぜひ実際にアプリをインストールしてみてください。ちなみにFXネオにはデモ口座もあるため、いますぐお試しトレードができます。
③松井証券:FXトレーダー・プラス
最後に紹介するのは松井証券FXで使える「FXトレーダー・プラス」です。こちらのツールはパソコンとタブレットで利用できます。
ツールの特徴
- シンプルで非常に見やすいインターフェース
- 全部で30種類のインジケーターや描画ツール
- 通貨ペアのチャート比較機能
- 音声読み上げ機能
- トリガーメール機能
- LINEアカウントと連携可能
FXトレーダー・プラスの大きな特徴は画面がとても見やすいところです。本当に必要な機能だけを画面に配置していますので、長時間見ていてもストレスを感じることがありません。
また、テクニカル分析用のインジケーターや描画ツール、チャートの種類が豊富というのもおすすめのポイントとなっています。特に「騰落価格」「騰落率」をチャートで確認できるのはFXトレーダー・プラスならではの機能と言えるでしょう。
ほかにも為替価格の音声読み上げ機能、チャート比較機能、トリガーメール機能など色々な機能を搭載しています。
ちなみに松井証券は1通貨から取引ができるので、初めてFXに挑戦するという方に最適です。初心者であればぜひ松井証券FXを利用してみてください。
④FXTF:MT4・MT5
MT4・MT5とは主に外資系のFX会社で採用されている取引・分析ツールです。
MT4・MT5は世界中のトレーダーたちがチャート分析に利用している「高性能分析ツール」でもあります。インジケーターの追加やカスタム、サインツールの導入など色々な使い方ができますが、その汎用性の高さはまさに世界基準と言えるでしょう。
そんなMT4・MT5は初心者の方にもおすすめできるツールです。
使い方に慣れるまで少し時間が掛かるかもしれませんが、精度の高いテクニカル分析を目指すのであればMT4・MT5を利用してみてください。
なお、国内FX会社では「FXTF」がMT4を採用しています。
MT4・MT5に興味がある方はチェックしてみましょう。
MT4について詳しく知りたい人は、以下の記事もご覧ください。
記事:【MT4とは?】ダウンロード方法や使い方を初心者向けに解説
⑤外為オンライン:ブラウザから直接使えるツール
「外為オンライン」ではブラウザ利用可能な取引ツールを用意しています。
パソコンにソフトウェアを入れると動作が遅くなるといった方は、ブラウザから取引できるFX会社を選んでみてください。
サクサクとした動作性やシンプルなインターフェースを特徴としていますので、こうしたFX会社も参考にしてみてください。
⑥海外FX:自動売買ツールの利用はおすすめ?
ネット上ではFX用自動売買ツールも販売されていますが、それは主に海外FXで利用するものです。
国内FX会社の取引画面には組み込むことが出来ないので注意しましょう。
また、ネットで売られている自動売買ツールの中には詐欺的な商材も多く、特に有料のツールは危険性が高いので手を出さないでください。
記事:海外FX会社の口座はおすすめしない?メリット・デメリット徹底解説
記事:【恐怖】FXの自動売買詐欺の手口とは?注意点や詐欺に合わない方法
初心者はツールの性能からFX会社を選ぶのも大事
使いやすい取引・分析ツールが用意されているおすすめのFX会社5選などを紹介してきました。
ご覧いただいたようにFXの取引ツールはそれぞれ異なる機能や特徴を持っています。取引ツールの使いやすさは利益に直結する部分なので、デモ口座があるFX会社であればデモトレードでその性能や操作性を確認しておきましょう。
また、分析力に特化したツールを探している方にはMT4・MT5の利用もおすすめです。MT4・MT5はインジケーターの追加が可能なので、自分好みにカスタムできます。
MT4・MT5で得た分析結果を取引に活かしているトレーダーは多いので、ぜひそちらも試してみてください。