【マネーパートナーズの評判は？】口コミやメリット・デメリット

この記事では「マネーパートナーズ」を実際に使った人の口コミや評判、メリット・デメリット、口座開設までの流れを解説します。

マネーパートナーズは「選べる2つのFX」をキャッチコピーとする国内FX会社です。株式資産をFX取引用の資金に振り替えられる「パートナーズFX」と、100通貨から取引可能な「パートナーズFX nano」という異なる2つのFXサービスを提供しています。

ここでは、そんなマネーパートナーズに向いている方・向いていない方、使用できる取引ツールの特徴も詳しくまとめました。

マネーパートナーズはどんなFX会社？

※1）1万通貨まで（原則固定、例外あり） ※2）パートナーズFXnano口座の通貨ペア数

マネーパートナーズを他のFX会社と比較して検討したい方は、以下の「FXおすすめ口座比較」の記事をご覧ください。

マネーパートナーズの会社概要

マネーパートナーズは東証プライム市場に上場しているマネーパートナーズグループ（証券コード：8732）のグループ企業です。

顧客対応やFX取引サービスの品質は非常に高く、上場企業ならではの安心感があります。

マネーパートナーズの評判・口コミ

マネーパートナーズで実際に取引の経験がある方を対象にアンケート調査※を行いました。

※ランサーズにてアンケート調査を実施

良い口コミ、悪い口コミの両方について、順に見ていきましょう。

マネーパートナーズの良い口コミ

まずはマネーパートナーズの良い口コミから見ていきましょう。

40代男性　FX歴3年以上

マネーパートナーズではドル円のスプレッドが0.0銭と業界で最も狭く、さらに約定力が思ったよりも高かったです。今まで何回も相場変動時に取引していますが、スリッページが起こったことがないです。それほど約定力が高くなっています。自分としてはストレスなくFXを行うことができるため満足度は高いです。

40代男性　FX歴3年以上

マネーパートナーズでは情報提供の質が高い点が良いです。専門家による本格的なコラムがとても為になり、初心者向けに対して分かりやすいレクチャーページも提供しています。それから100通貨からFXのトレードができるので、リスクを抑えながらFXができるのも良かったです。

50代女性　FX歴1年未満

取引ツールが分かりやすいレイアウトで使いやすく、初心者の私でも難なく操作できました。実際に注文してみると、スプレッドが広がることもはじかれることもなく、スリッページがないのも魅力です。また顧客サポートがとても手厚く、初心者でわからないことだらけでしたが、電話で質問してみると分かりやすく回答してくれました。

マネーパートナーズの悪い口コミ

次に、マネーパートナーズの悪い口コミを見てみましょう。

40代男性　FX歴3年以上

マネーパートナーズでは、電話サポートが24時間対応をしておりません。FXは24時間取引できるので、もし電話サポート外の時にトラブルが起きたら大変なので、初心者のうちは電話対応可能な時間に取引をされることをおすすめします。

40代男性　FX歴1年以上

スワップポイントは他社と比べてやや低いので、スワップ投資には向いていないように感じます。ただ、マネーパートナーズはスプレッドが狭く低いスワップポイント以上にメリットがあります。

マネーパートナーズのメリット

それではまず、マネーパートナーズのメリットから見ていきましょう。

2タイプのFXを用意

マネーパートナーズでは「パートナーズFX」と「パートナーズFX nano」という2タイプのFXサービスを用意しています。

※一部通貨は200万通貨

パートナーズFXは最小取引量が10,000通貨とやや多めの設定ですが、株式や外貨などの資産をFX取引用の証拠金に振り替えることが出来ます。

パートナーズFX nanoはそういった資産振替に対応していないものの、100通貨から注文できるため初心者でも安心というところが大きな魅力です。

このようにマネーパートナーズはFX初心者から投資上級者まで、幅広い方におすすめしたいFX会社となっています。

原則固定スプレッド・最小0.0銭～

パートナーズFX nanoのスプレッドは原則固定となっています。

また、通貨ペアの種類・取引量・時間帯によってはスプレッド0.0銭で注文が可能です。

ご覧のようにメジャー通貨ペアからマイナー通貨ペアまで最小スプレッド0.0銭という銘柄が揃っていますので、コストを掛けずに取引をするならパートナーズFX nanoがおすすめです。

比較記事：FXスプレッド（手数料）をFX会社のタイプ別に徹底比較

株式資産をFX取引の資金に回せる

パートナーズFXでは株式資産の「評価額70％」をFX取引の有効証拠金に振り替えられます。そのため、現金資産0円からでも利用できる仕組みとなっているわけです。

たとえば30万円分の株式資産を持っている方だと、21万円をFX取引の資金に振り替えられます。なお、株式を売却しているわけではないので、優待サービスなどはそのまま変わりなく受け取れます。

仮に株式資産の評価額が上がれば、より多くの資金をFX口座に振り替えられるため、株投資とFX取引の両方で稼ぎたい方には最適です。

さらにパートナーズFXの場合は外貨資産(米ドルやユーロなど)を証拠金として使うこともできます。今すぐ売却するつもりがない株式資産や外貨預金を持っている方は、マネーパートナーズを選んでみてください。

約定力が極めて高い

パートナーズFXは「約定率100％」(PCからのストリーミング注文の場合)となっています。つまりスリッページや約定拒否がない環境で取引できるということです。

スリッページとは注文ボタンを押したときの価格と実際の約定価格にズレが生じることを指します。スリッページが大きいと本来受け取るべき利益が減少する、または本来であれば被るはずのない損失が増えるといった不都合が起きてしまいます。

しかし、パートナーズFXには極めて高い約定力が備わっていますので、注文価格や決済価格にズレが生じません。これはトレーダーにとって大きなメリットです。

少額から取引が可能

パートナーズFX nanoを選ぶと「100通貨」から注文が出せます。なお、一般的な国内FX会社の最小取引量は1,000通貨～10,000通貨です。

つまりパートナーズFX nanoであれば従来の「1/10～1/100」といった自己資金額からFX取引ができるということです。

ちなみに米ドル円＝130円のときに必要となる証拠金額は「130円×100通貨÷25倍(レバレッジ)＝520円」となります。これならFXの経験がない方でも安心して取引に挑めるはずです。

最低ロスカット率は40%

パートナーズFXの最低ロスカット率は40％です。40％～100％の間なら20％刻みで設定を変えられますので、上手く活用すれば強制ロスカットを回避しながらポジションを保有できます。

ちなみに他社の最低ロスカット率はだいたい50％～100％となっています。パートナーズFXのロスカット率はこうした他のFX会社よりも低い数値に設定できるため、トレーダーにとって有利と言えるわけです。

FXに関する情報が豊富

マネーパートナーズ公式サイトにはFXに関する様々な情報が掲載されています。

また、市場の分析に役立つトレードレポートの公開やウェブセミナーなども実施していますので、FX初心者からすると勉強の場としても使えるサイトと言えるでしょう。

もちろん実際にトレードを始めた後も手厚いサポートを受けられますので、FXの知識があまりないという方はマネーパートナーズを選んでみてください。

マネーパートナーズのデメリット

続いてはマネーパートナーズのデメリットをご紹介していきます。

どんなFX会社にもメリットとデメリットがありますので、そのバランスをよく知ることが重要です。

そこまでスワップポイントが高くない

マネーパートナーズで設定されているスワップポイントはそこまで高くありません。

スワップポイントとは通貨ペアにおける「金利差額」を指す言葉ですが、プラスのスワップが高いFX会社でればポジションを長期保有することでスワップ利益を稼ぐことが出来ます。

しかし、マネーパートナーズの場合はプラスのスワップがあまり高くないので、スワップ狙いのトレードに向いていないということになります。

比較記事：【最新】FXスワップポイント比較！おすすめFX会社と通貨ペア

デモトレードが用意されていない

マネーパートナーズではデモトレード用の口座が用意されていません。そのため、事前に取引画面や取引条件の確認ができないということになります。

デモ口座で取引画面の仕様や使いやすさを試したい方にとっては小さくないデメリットと言えるでしょう。

参考記事：FXデモトレードでおすすめFX口座！仕組みやメリットを解説

自分でレバレッジ倍率を設定できない

パートナーズFXでは自分でレバレッジの倍率を変更することが出来ません。

レバレッジの倍率は必要証拠金額と自己資金の割合によって自動的に決定します。

レバレッジの倍率を自分で決められるとロスカットリスクの抑制や証拠金額の調整に役立つのですが、マネーパートナーズにはそういった機能がありませんので理解しておきましょう。

マネーパートナーズが向いている人・向いていない人

ここからはマネーパートナーズに向いている人・向いていない人の特徴をご紹介していきます。

向いている人

マネーパートナーズに向いている人の特徴は以下の通りです。

マネーパートナーズではFXの勉強に役立つ情報を色々と発信しています。そのため、FXの勉強をしながら実際のトレードに挑戦してみたいという方におすすめです。

また、パートナーズFX nanoであれば数百円から取引を始められます。まずは少ない金額からFXを体験したい方は、ぜひパートナーズFX nanoを選んでみてください。

そのほか、やはり「株式資産」を持っている方はマネーパートナーズの利用に向いています。

現金がなくても株式資産が取引の証拠金代わりになりますので、複合的な投資をしたい方には最適です。

向いていない人

続いてこちらはマネーパートナーズに向いていない人の特徴となります。

先ほども少し触れましたが、マネーパートナーズはスワップ狙いのトレードに向いていません。スプレッドが狭いという特徴と合わせて考えれば、長期よりも短期の売買に向いたFX会社と言えます。

また、マネーパートナーズの人的サポートは平日9：00～18：30までとなっていますので、サポートの時間外に取引することが多い初心者の方には利用が向かないかもしれません。(時間外は機械対応となる)

あとはマネーパートナーズの高性能チャート分析ツールがWindowsのみ対応ということもあり、Macユーザーだと使いづらい場面が出てくるかと思います。(もちろんMacユーザーでも取引自体は可能)

マネーパートナーズで口座開設の流れ

ここではマネーパートナーズの口座開設方法をご紹介していきます。

マネーパートナーズにはスマホから簡単に登録ができる「クイック審査」がありますので、そちらの流れをご覧ください。

クイック審査には「マイナンバー情報」が書かれた書類が必要となりますが、それさえ揃っていれば最短1時間で口座開設が完了します。

ちなみにマイナンバー情報が書かれた書類というのは「マイナンバーカード」「マイナンバー通知カード」「マイナンバー記載の住民票」のことです。あとは運転免許証・パスポート・保険証などがあれば手続きできます。

マネーパートナーズの取引ツールの紹介

ここではマネーパートナーズが用意する取引ツールの特徴を解説していきます。

クイック発注ボード(PC・タブレット版・nano対応)

こちらの「クイック発注ボード」では簡単なチャート分析と新規注文・決済がおこなえます。

シンプルなインターフェースで操作しやすいところが魅力的です。

また、インストール不要で使えるため導入までの手間も掛かりません。初心者でもすぐに使いこなせますので、ぜひ一度試してみてください。

HyperSpeed Touchアプリ(スマホ版・nano対応)

こちらはスマホ専用アプリでパートナーズFX nanoにも対応しています。連続予約注文や決済同時発注(損切り・利確の設定)などができて非常に便利なアプリです。

また、「アプリから24時間クイック入金可能」「手数料無料」といった部分もおすすめのポイントです。もちろんテクニカル分析用のインジケーターも搭載されていますので、これひとつでチャート分析と注文すべてに使えます。

HyperSpeed NEXT(PC版・nano非対応)

こちらはWindows対応の取引分析ツールで、自動売買用のストラテジーを構築することが可能です。また、自分で作ったストラテジーのバックテストも出来ます。

26種類のインジケーターが使えるため、精度の高いチャート分析力を求める方にはおすすめのツールです。

注文方法も多彩なので、FX上級者にとっては最高のツールと言えるでしょう。

マネーパートナーズのQ＆A

マネーパートナーズのまとめ

マネーパートナーズのメリット・デメリット・口座開設までの流れをご紹介してきました。ご覧いただいた通り、マネーパートナーズでは特徴の異なる2つのFXサービスを提供しています。

株式資産や外貨預金のある方は「パートナーズFX」、少額から取引を始めたい方は「パートナーズFX nano」がおすすめです。もちろんパートナーズFX nanoでも最大20万通貨まで注文を出せますので、一般的なトレーダーが不便を感じることはありません。

FXに興味を持っている方は、ぜひマネーパートナーズの公式サイトを一度ご覧になってみてください。