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MT4対応のおすすめ国内FX会社3選!オススメ理由とQ&A

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鈴木 拓也

株式会社フィンテラス 代表取締役
日本証券アナリスト協会認定アナリスト
1987年生まれ、静岡県出身
明治大学理工学部卒業、東京工業大学大学院修士課程修了後、三井住友銀行に入行
東京本店にて為替のアルゴリズム取引、香港支店にて為替のカスタマーディーラー及び、インターバンクディーラー業務に従事し独立
FXや株式投資で運用し、金融資産は数億円
FXを中心とした投資教育のWebメディアやスマホアプリを運営
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こんな疑問を解消します!

  • MT4対応のおすすめFX会社は?
  • MT4対応FX会社の特徴は?
  • そもそもMT4とは?MT4の使い方は?

この記事では高性能取引ツール「MT4」に対応しているおすすめの国内FX会社を紹介していきます。

ここではMT4が使える国内FX会社を3社ピックアップしました。

MT4を利用してチャート分析や注文をおこないたい方は、ぜひこちらの内容を最後までご覧になっていってください。

MT4とは?特徴まとめ

MT4とは「MetaTrader4(メタトレーダー)」の略称で、メタクオーツ社が開発・提供しているチャート分析ツールです。

また、MT4はFXの取引ツールとしても利用することが可能で、チャート画面から直接注文を出すことができます。

海外のFX会社ではMT4を採用しているところが多く、MT4さえインストールしておけば同じツールで色々なFX会社の口座(取引条件)を利用できるわけです。

MT4の特徴をまとめると以下の通りです。

MT4とは

  • 無料のFXチャート分析用ツール
  • チャート画面から直接注文が可能
  • 色々な注文方法や損切り設定などを選択できる
  • デフォルトで搭載されているインジケーターや描画ツールの数が多い
  • ローソク足やラインチャートなど、様々なチャートが使える
  • 自動売買ツールの追加やカスタムが自由自在
  • カスタムインジケーターの追加もできる
  • パソコン、スマホ、タブレットなどあらゆるデバイスで使用可

MT4対応のおすすめ国内FX会社3選

ここからはMT4対応のおすすめ国内FX会社3選を紹介していきます。

MT4対応という特徴以外にも魅力的な部分がたくさんあるFX会社をピックアップしましたので、ぜひFX会社選びの参考にしてみてください。

FXTF

取引手数料無料
スプレッド(米ドル円)0.1銭
最小取引単位1,000通貨
通貨ペア数30種類
EA対応
サポート電話、平日24時間

※スプレッドは原則固定、例外あり

「FXTF」はウェブブラウザから取引できる口座タイプとMT4対応の口座タイプの2つを提供するFX会社です。

MT4対応口座では0.01ロット(1000通貨)から注文が可能で、自動売買ツールの使用も認められています。

さらに取引手数料や入出金手数料がすべて無料となっているため、余計なコストが一切かかりません。スプレッドも「米ドル円:0.1銭」と業界トップクラスの狭さなので、短期的な売買による利益も見込めます。

ちなみにFXTFでは定期的にスプレッド縮小キャンペーンを開催していますが、キャンペーン以外のタイミングでも平均してスプレッドが狭いFX会社です。

公式サイト内ではMT4の使い方やインジケーターの概要なども説明してくれているので、初心者の方は一度FXTFをチェックしてみてください。

アヴァトレード

取引手数料無料
スプレッド(米ドル円)1.2銭
最小取引単位1,000通貨
通貨ペア数55種類
EA対応
サポートチャット

※スプレッドは原則固定、例外あり

「アヴァトレード」にはMT4対応口座とMT5対応口座を含めた3つの口座タイプが用意されています。

また、アヴァトレードであればデモ口座の利用も可能なので、試しにFXを体験してみたいという方には特におすすめです。初めてFXに挑戦する方は、アヴァトレードのデモ口座を利用してみてください。

そんなアヴァトレードでは1000通貨からの少額トレード、100万通貨以上の大口トレード、自動売買ツールを使ったシステムトレードなど、様々な取引方法にチャレンジできます。

なお、取り扱い通貨ペア数は全55種類で、取引手数料は完全無料です。米ドル円の最小スプレッドは0.3銭と少しだけ広めですが、他の通貨ペアに関しては別の会社と比較しても狭い数値となっています。

OANDA証券

取引手数料無料
スプレッド(米ドル円)0.3~0.9銭
最小取引単位1,000通貨
通貨ペア数70種類
EA対応
サポートメール、LINE

※スプレッドはMT4東京サーバー

「OANDA証券」はMT4だけでなくMT5対応口座も用意しているFX会社です。

自動売買ができる口座タイプもありますので、裁量トレードとシステムトレードの両方を試したい方には最適な環境と言えます。

また、取り扱い通貨ペア数は最大68種類で、マイナーな通貨ペアに対する投資も可能です。スプレッドが狭く約定力にも定評があるので、あらゆるトレーダーにおすすめできるFX会社となっています。

ちなみに最小注文量は1000通貨です。そのため、少額トレーダーの方でも安心して利用できます。

MT4のダウンロード方法

MT4は対応している各FX会社の公式サイトからダウンロードできます。

MT4ダウンロードの流れは以下の通りです。

MT4のダウンロード方法

  • MT4公式サイトもしくはMT4対応FX会社のHPにアクセスする
  • MT4ファイルのダウンロードをおこなう
  • ダウンロードしたファイルをパソコンにインストールする
  • インストールが終わったらMT4を起動する
  • 起動したMT4にログインする

上の画像は「アヴァトレード」のホームページ画面ですが、左側の「PCソフトダウンロード」をクリックすればMT4ファイルがダウンロードできるわけです。

ファイルをダウンロードしたら、あとはインストール作業を開始するだけとなります。インストール作業はほぼ自動的に進んでいきますので、表示されたガイダンスに従いながら「はい」「次へ」などを選んでください。

インストールが完了したMT4を起動させるとログイン画面が表示されますが、MT4のログイン方法については次のページで詳しく紹介していきます。

MT4のログイン方法

MT4を開くと取引口座へのログイン画面が表示されます。

この画面に、口座開設で発行されるログインIDやパスワードを入力するとMT4にログインができて、その後から取引を始められるようになります。

MT4のログイン情報

  • ログインID:口座開設後にFX会社から割り当てられる口座番号
  • パスワード:口座開設時に自分が登録したパスワード
  • サーバー名:FX会社から割り当てられる取引用サーバー

MT4対応のFX会社で口座開設をおこなうと、口座開設手続き完了後に「ID(口座番号)」と「サーバー名」が送られてきます。(大半はメールでの通知)

このIDとサーバー名、そして自分で決めたパスワードを入力すればMT4にログインできるということです。

ちなみに他のFX会社のログイン情報を入力すれば、別の取引条件が反映されたチャートが表示されます。複数の口座を持っている方は、口座の選択ミスをしないよう気を付けましょう。

MT4の使い方については、以下の記事をご覧ください。

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【MT4とは?】ダウンロード方法や使い方を初心者向けに解説

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MT4をおすすめする理由

MT4をおすすめする理由を紹介していきましょう。

MT4は国内FX会社が独自に提供している取引ツールよりも機能性に優れていて、特にチャート分析に関しては世界トップクラスの性能を誇っています。

MT4非対応のFX会社を利用していても分析だけはMT4に頼るという方も少なくないので、その魅力や特徴をぜひご覧になっていってください。

  • インジケーターのカスタムが自由自在
  • 好きな自動売買ツールを組み込める
  • スマホでも精度の高い分析ができる

①インジケーターのカスタムが自由自在

MT4が多くのトレーダーたちから選ばれている理由には「インジケーターを自由にカスタムできる」といった部分が挙げられます。

一般的な国内FX会社では自社製の取引ツールが用意されています。こうした取引ツールには後からインジケーターを追加する機能やカスタムする機能がありません。

仮に搭載されているインジケーターが20種類であれば、その20種類だけを使ってチャート分析をしなければならないわけです。

しかし、MT4なら自分で好きなインジケーターを追加できます。新しく開発されたインジケーターなども組み込めるので、最新のチャート分析方法を試せるというのも大きなメリットです。

また、チャート画面を自由にレイアウトできる、インジケーターの色や線の太さを変えられるといった部分もMT4ならではの特徴と言えるでしょう。

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②好きな自動売買ツールを組み込める

MT4最大の特徴は「自由に自動売買プログラムを設定できる」という点です。

こちらも一般的なシストレ系FX会社との比較になりますが、日本のFX会社では決められたストラテジー(自動売買プログラム)やリピート注文設定しか利用することができません。

しかし、MT4であればネット上に出回っている外部の自動売買ソフトなども組み込むことが可能です。もちろん自分で作った自動売買プログラムを反映させることもできますので、自分が勉強や努力をした分だけ結果が付いてきやすい環境と言えます。

さらに自動売買用の設定はいつでも好きなときに内容を変えられる上、手動で決済したときに手数料が発生することもありません。総合的に考えてフェアな取引環境で勝負ができるので、多くのトレーダーがMT4対応のFX会社を選んでいるわけです。

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③スマホでも精度の高い分析ができる

MT4にはスマホ版アプリもありますので、パソコンを持っていない方でも精度の高いチャート分析ができます

もちろんMT4に対応していないFX会社にもスマホ版の取引ツールはありますが、やはりMT4の性能を超えるものはなかなかありません。

また、スマホ版MT4の魅力は注文画面が見やすいところです。注文方法の選択や損切り・利確の設定、指値の数値入力が簡単におこなえるので初心者にとっては非常に使いやすいツールに感じられると思います。

以上の点を踏まえた上でMT4はあらゆる方におすすめできる取引ツールと言えるでしょう。

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MT4対応のFX会社に関するQ&A

それでは最後にMT4対応のFX会社に関する疑問をQ&A形式で解消していきます。

MT4対応のFX会社にデメリットはないのか?

MT4対応のFX会社には特に大きなデメリットがありません。むしろFX会社ごとに開発・提供している取引ツールよりもメリットは多いと言えます。

あえてデメリットに感じられる部分を挙げるとすれば、パソコン版のMT4をインストールするときに多少時間が掛かることくらいです。

とはいえ、その時間も数分~十数分程度なので不便に感じる方は少ないと思います。ちなみにスマホ版MT4であれば他のアプリと同様に数十秒ほどでインストールが可能です。

ログインパスワードなどを忘れた場合はどうすればいい?

ログインするためのパスワードを忘れた場合には口座を持っているFX会社のサイトから「パスワードリセット・変更」の手続きをすれば問題が解決します。

MT4のパスワードは自分で変更できますので、万が一忘れてしまったときはリセットしてみてください。

ただし、ログインするときに必要な「ID(口座番号)」は変更できません。これはMT4対応の口座と紐づけられている情報(数字)なので、自分で変えることはできないようになっています。

とはいえ、ID(口座番号)は各FX会社のサイト内にあるマイページなどでいつでも確認可能です。なお、複数の口座を持っている場合にはIDとパスワードの組み合わせを間違えないよう注意してください。

MT4とMT5の違いは?

MT4の後に開発されたものがMT5です。MT4にはない機能が搭載されていて、動作性に関してもMT5の方がサクサク動くといった意見があります。

しかし、両方を使ってみると分かりますが、2つのメタトレーダーにはそこまで大きな違いがありません。使えるインジケーターの数や時間足の種類には多少の差異がありますが、取引の優位性に強い影響を与えるほどの違いはないと言えるでしょう。

また、MT4は昔から利用されているツールだけあって、外部に出回っているカスタムインジケーターや自動売買ソフトの種類が豊富です。使い方に関するブログ記事もMT4の方が多いので、初心者からするとMT5よりMT4の方が使いやすいと思います。

記事:MT4とMT5の違い

スキルアップを目指すならMT4対応のFX会社がおすすめ

MT4対応のFX会社やMT4をおすすめする理由などを詳しく紹介してきました。本文で解説したようにMT4は世界中のブローカーやトレーダーが利用するFX取引チャートツールです。

高性能なチャート分析機能や操作性に優れた注文画面など、FXトレードに必要な要素がすべて詰め込まれているツールがMT4となります。

MT4を使いこなせるようになればトレーダーとしてのレベルが一気に上がりますので、まだ利用したことがない方はぜひ一度試してみてください。

  • この記事を書いた人

鈴木 拓也

株式会社フィンテラス 代表取締役
日本証券アナリスト協会認定アナリスト
1987年生まれ、静岡県出身
明治大学理工学部卒業、東京工業大学大学院修士課程修了後、三井住友銀行に入行
東京本店にて為替のアルゴリズム取引、香港支店にて為替のカスタマーディーラー及び、インターバンクディーラー業務に従事し独立
FXや株式投資で運用し、金融資産は数億円
FXを中心とした投資教育のWebメディアやスマホアプリを運営
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