こんな疑問を解消します!
- ThinkMarketsの評判はどう?
- ThinkMarketsの口座開設方法は?
- ThinkMarketsのメリット・デメリットは?
この記事では2022年からサービスの提供が始まった「ThinkMarkets」に関する情報を紹介していきます。
ここでは、ThinkMarketsのメリット・デメリット・口座開設方法などを詳しくまとめました。
「サブスク型のFXとは?」「実際に稼げるのか?」といった情報を知りたい方は、ぜひこちらの内容を最後までご覧になっていってください。
ThinkMarketsの特徴について
ThinkMarketsはTF Global Markets Japan株式会社が運営しているFXサービスです。
そんなThinkMarkets最大の特徴は月額制サブスクシステムを導入しているところです。
トレーダーは好きなコースを選ぶことで、そのコースと金額に応じた様々なサービスを受けられるようになっています。
海外に運営拠点を置くFX会社ですが、日本に支社を持ち、日本の金融庁に登録をおこなうことで日本人トレーダーに対しても正当なサービスを提供できるようになりました。
会社名 | TF Global Markets Japan株式会社 |
設立年月 | 2004年5月 |
法人URL | https://www.thinkmarkets.com/jp/about-us/ |
金融庁登録番号 | 金融商品取引業者関東財務局長(金商)第0250号 |
所在地 | 東京都港区赤坂2-13-1ルーセント赤坂3F |
登録番号 | 金融先物取引業協会会員番号:1536 |
営業時間 | 平日10:00~17:00 |
ThinkMarketsと他社を比較して検討したい方は、以下の「FXおすすめ口座比較」の記事をご覧ください。
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ThinkMarketsのメリット
それではまず、ThinkMarketsを利用するメリットや特徴を見ていきましょう。
ThinkMarketsのメリット
- 月額制サブスク型のFX会社
- スプレッドは最小0.0銭
- フェアな取引環境を実現するNDD方式
- 取り扱い銘柄は最大77種類ペア
- 最小注文量が1000通貨
月額制サブスク型のFX会社
ThinkMarketの大きな特徴には「月額制サブスク型のFX会社」という部分が挙げられます。
FX初心者からすると「サブスク型とはどういったものか?」といった疑問も思い浮かぶはずですが、簡単に言いますと「月額費用を支払うことで有利な条件で取引ができる」ということです。
コース名 | ルビー | サファイア | ダイヤモンド |
月額(税込み) | 1,500円 | 3,000円 | 5,000円 |
通貨ペア | 2種類 (USD/JPY,EUR/USD) | 25種類 | 77種類 |
スプレッド(※) (USD/JPY,EUR/USD) | 最小0.0銭~ | ||
最小注文量 | 1000通貨 | ||
最大注文量 | 10万通貨 | 25万通貨 | 50万通貨 |
月間最大注文量 | 1000万通貨 | 上限なし | 上限なし |
注文処理方式 | - | NDD方式 |
※対象となる通貨ペア以外のスプレッドは異なる、また原則固定ではあるが変動するケースもある
こちらはThinkMarketsが用意する3つのコース(口座タイプ)です。ご覧のように一番安いルビーコースでは「米ドル円(USD/JPY)」「ユーロドル(EUR/USD)」の2通貨ペアしか取引できませんが、最小スプレッドは0.0銭となっています。
つまり1ヶ月に1500円を払えば米ドル円・ユーロドルのスプレッドがゼロの状態で取引ができるということです。
ちなみに金額が高いコースになると「取引できる通貨ペアの種類が増える」「注文処理方式が変わる」「最大注文量が上がる」といった利点が追加されていきます。
なお、こうしたサブスク型FXサービスは非常に珍しく、まさにThinkMarketsならではの特徴と言えます。
スプレッドは最小0.0銭
月額費用を支払うことで主要通貨ペアのスプレッドが0.0銭になるというのはトレーダーにとって大きなメリットです。
ちなみに初心者からすると「固定費用が掛かるのはマイナスなのでは?」と感じられると思います。しかし、これを実際の取引コストと比較してみると以下のようなことが分かってきます。
ThinkMarketsと他社の取引コストを比較
- ThinkMarketsの米ドル円スプレッドは0.0銭(月額1,500円)
- 一般的な国内FX会社の米ドル円スプレッドは0.2銭
- スプレッド0.2銭の状態で1万通貨の注文を出すと「20円」のコストが掛かる
- 仮に1ヶ月に100回の注文を出した場合は「月額2,000円」のコストとなる
- 両者を比較するとThinkMarketsの方がトータルでお得と言える
FXでは注文ごとに数十円ほどの取引コスト(スプレッド)が発生するわけですが、ThinkMarketsのように月額費用が固定だとコストを気にせず何回でも注文を出せます。
特に短期的な売買で利益を積み重ねるスキャルピングトレーダーにとってはスプレッドの幅が非常に重要です。そういった部分を考えると最初から費用が一定であるThinkMarketsはとても利用しやすいFX会社と言えるでしょう。
フェアな取引環境を実現するNDD方式
ThinkMarketsが用意する3つのコースのうちサファイア(3,000円)とダイヤモンド(5,000円)では「NDD方式」による注文処理がおこなわれます。
FXの注文処理方法には「DD方式」と「NDD方式」の2つがあり、公平かつ約定力が高いのは後者の方となります。
- DD方式:顧客の注文をブローカー側が一度確認し、その後インターバンクへと流す
- NDD方式:顧客の注文がそのままインターバンクへと流される
顧客の注文に対してFX会社が関与せず、そのままインターバンクに流して注文の約定をおこなうというのが「NDD方式」の特徴です。
ThinkMarketsの場合は月額費用を支払うことでフェアな取引環境を手に入れられるわけですが、約定拒否やスリッページによって1ヶ月間に損をする金額と比較すれば、その費用自体も安いものと言えるでしょう。
取り扱い銘柄は最大77種類ペア
ThinkMarketsでは最大で77種類ペアの取引ができます。
77種類の通貨ペアに対して注文をおこなうためにはダイヤモンドコースを選ばなければなりませんが、マイナー通貨ペアの中には値動きが激しい銘柄もあり1日で月額費用(5,000円)をペイできる可能性もゼロではありません。
あとは単純に選べる通貨ペアが多ければ、その分だけ投資のチャンスが広がります。もちろん5,000円という月額には米ドル円・ユーロドルのスプレッドが0.0銭になる条件も含まれていますので、どちらにしてもトレーダーにとっては損のない環境と言えるでしょう。
最小注文量が1000通貨
ThinkMarketsでは最小1000通貨から注文を出すことが可能です。1000通貨から取引ができるのは初心者にとって大きなメリットと言えます。
ちなみにThinkMarketsの最大レバレッジは25倍なので、仮に米ドル円であれば「1000通貨=およそ5,000円前後」の証拠金で取引が可能です。
少ない自己資金からFXに挑戦してみたいという方は、ぜひThinkMarketsを選んでみてください。
ThinkMarketsのデメリット
続いてはThinkMarketsのデメリットについて見ていきましょう。
ThinkMarketsのデメリット
- 1回の注文上限量が10万通貨
- スワップポイントはデモ口座(アプリ)で確認
1回の注文上限量が10万通貨
一番月額料金が安いルビーコース(1,500円)だと1回の最大注文量が「10万通貨」までに限定されます。
これは一般的なFX会社の10ロットに相当する注文量ですが、稼げるチャンスのときに10万通貨までしか注文を出せないのはデメリットに感じる部分と言えるでしょう。
ただし、10万通貨というのはあくまで1回の注文における上限なので、連続して注文を出せば問題点をクリアできます。また、グレードの高いコースを選べば1回あたりの上限量も増えるので、その点も踏まえた上でコース選びをおこなってください。
スワップポイントはデモ口座(アプリ)で確認
ThinkMarketsのデメリットには「スワップポイントが公開されていない」という点も挙げられます。スワップポイントとは2国間における金利差額のことです。
金利が安い国の通貨を売って金利が高い国の通貨を買うと、その通貨間における金利差額を埋めるためにプラスのスワップポイントが支払われます。つまり、保有する通貨ペアと注文量に応じて付与・徴収されるのがスワップポイントということです。
FXには取引によって利益を得る方法とプラスのスワップポイントで稼ぐ方法の2つがあります。
スワップトレードを目的とする場合はプラススワップが高く設定されているFX会社を選ぶことが重要となりますが、ThinkMarketsではデモ口座(アプリ)で確認する必要があります。
この点がThinkMarketsを選ぶ際にデメリットとして感じられる部分となっています。
記事:【最新】FXスワップポイント比較!おすすめFX会社と通貨ペア
ThinkMarketsが向いている人・向いていない人
続いてはThinkMarketsが向いている人・向いていない人の特徴を紹介していきます。
向いている人
ThinkMarketsの利用に向いている人の特徴は以下の通りです。
- 米ドル円、ユーロドルで勝負したい方
- 数多くの通貨ペアで取引したい方
- 基本的にスマホでFXをする方
月額1,500円~5,000円を払えば米ドル円とユーロドルのスプレッドが「0.0銭」になります。そのため、2大メジャー通貨ペアをメインに取引をおこないたい方にはThinkMarketsがおすすめです。
また、グレードの高いコースを選べば取引できる通貨ペア数が最大77種類となりますので、マイナー通貨ペアで勝負したい方にも最適なFX会社と言えるでしょう。
あとは、スマホツールが充実していますので、「パソコンを持っていないのでスマホメインでFXに挑戦する」という方でも不利を感じずに取引が進められると思います。
向いていない人
ThinkMarketsの利用に向いていない人の特徴は以下の通りです。
- 1ヶ月の取引量が少ない方
- スワップ狙いの方
1ヶ月の取引量が少ない方の場合は「月額費用>スプレッドによるコスト」となってしまうため、固定費の分だけ損をしてしまうかもしれません。
あとは先ほども触れたようにスワップポイントが明確でない分、スワップ目的のトレーダーには不向きなFX会社と言えるでしょう。
ThinkMarketsで口座開設の流れ
ThinkMarketsの口座開設方法は以下の通りです。
口座開設の流れ
- ThinkTrader(アプリ)もしくは公式サイト上からライブ口座開設を申し込む
- 口座開設者の情報を入力
- マイナンバー情報および顔写真付き身分証などのアップロード
- 口座開設の審査
- 審査完了後にライブ口座が開設される
- ThinkPortal(ブラウザ)からサブスクコースを選択
- 月額費用の引き落とし口座を登録
- 入金をおこない取引スタート
こちらがThinkMarketsの口座開設方法です。ライブ口座開設の手続きは申し込み者情報(氏名や住所など)の入力、マイナンバーカードや身分証の提出をおこなうことで完了となります。
なお、ThinkMarketsは他社と異なり口座開設後に「コースの選択」と「引き落とし口座の登録」をおこなわなければなりません。
ここまでの作業が終われば取引スタートとなりますので、ぜひ試してみてください。(ThinkMarketsにはデモ口座もあります)
ThinkMarketsの取引ツールの紹介
ここではThinkMarketsで利用できる取引ツールを紹介していきます。
ThinkTrader
ThinkMarketsの取引に利用できるのは、こちらの「ThinkTrader」となります。
ThinkTraderの特徴
- 1画面に4つのチャートを表示できる
- 使えるインジケーターは80種類
- 50種類の描画ツールも用意
- ワンクリック決済可能
- アプリから入出金の指示が出せる
- 経済ニュースの取得もできる
ThinkMarketsのトレード用アプリには80種類のインジケーターと50種類の描画ツールが搭載されています。これは世界中のトレーダーが利用する分析プラットフォーム「MT4・MT5」と同じくらいの機能性です。
ほかにもチャートの分割表示やワンクリック決済といった機能が採用されていて、使い勝手の良さは抜群です。さらに経済関連のニュースもアプリ内で取得できますので、まさにFX用オールインワンツールと言えるでしょう。
ThinkTrader WEB(海外)
ThinkMarketsはもともと海外に拠点を置くFX会社です。
海外トレーダーの場合はWeb版のThinkTraderを使えるようですが、日本人向け口座には未実装となっています。
そのため、これから日本人向け口座でも使えるようになることを期待しておきましょう。
ThinkMarketsのQ&A
口座開設の通知書が自宅に届くことはある?
ThinkMarketsの口座開設手続きはすべてオンライン上で完結します。そのため、自宅に郵便物が届くことはありません。
口座開設に掛かる時間は?
本人確認書類の不備などがなければ、その日のうちに口座開設が完了します。ただし、申し込みが重なっている時期や審査状況によっては開設が翌日以降になるケースもあります。
ThinkMarkets は月額制サブスク型が特徴のFX会社
国内FX会社としては非常に珍しい月額制サブスク型サービスを提供する「ThinkMarkets」について詳しく紹介してきました。
ご覧いただいたようにThinkMarketsは「月額費用を払うことで取引条件が有利になるFX会社」です。1ヶ月の間に数多くの取引をおこなう方であれば、トータルコストを安く抑えられます。
また、取引できる通貨ペア数が最大77種類というのもThinkMarketsの特徴です。マイナーな通貨ペアで勝負してみたい方は、ぜひThinkMarketsを選んでみてください。
なお、初心者の方にはデモ口座もおすすめです。