株式投資

つみたてNISAの始め方4ステップ!楽天証券で購入までの流れを解説

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鈴木 拓也

株式会社フィンテラス 代表取締役
日本証券アナリスト協会認定アナリスト
1987年生まれ、静岡県出身
明治大学理工学部卒業、東京工業大学大学院修士課程修了後、三井住友銀行に入行
東京本店にて為替のアルゴリズム取引、香港支店にて為替のカスタマーディーラー及び、インターバンクディーラー業務に従事し独立
FXや株式投資で運用し、金融資産は数億円
FXを中心とした投資教育のWebメディアやスマホアプリを運営
詳しいプロフィールはこちら

こんな疑問を解消します!

  • つみたてNISAの始め方は?
  • 積立金額はいくらで設定すればいいの?
  • 楽天証券で購入するまでの流れは?

こんな疑問を解決した記事になります。

つみたてNISAの仕組みは分かったけど、「実際どうやって始めればいいのかよく分からない!」という方も多いのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、これからつみたてNISAを始める人向けに楽天証券を使って、つみたてNISAを始める流れを解説します。

楽天証券以外の証券会社の人も、流れは基本的に一緒なので参考になると思いますよ!

ステップ1・つみたてNISAの口座を開設する

鈴木拓也
動画が見れない方も、下の文章でしっかり解説していきますよ!

今回はつみたてNISAの始め方を4ステップに分けてお伝えしていきます。

つみたてNISAの始め方4ステップ

  • 積立NISA専用口座の開設
  • 毎月の積立額を決める
  • 商品(投資対象)を選ぶ
  • 証券会社で実際に購入する

つみたてNISAを始めには、つみたてNISA専用の口座を解説する必要があります。

ここで、NISAにはつみたてNISAと一般NISAの種類の違いがあるので注意しましょう。

つみたてNISAと一般NISAの違い

まずは「つみたてNISAと一般NISAの違い」について確認していきましょう。

つみたてNISA一般NISA
対象者20歳以上
購入方法積立のみ積立 または 一括
年間投資上限40万円120万円
非課税期間20年5年
投資対象投資信託・ETF
(国が特定)
株・投資信託
ETF・REIT

「対象」についてはどちらも20歳以上です。「年間投資上限」には差があり、つみたてNISAは「40万円」、一般NISAは「120万円」となっています。

一般NISAの方が枠は広いですが、「非課税期間」は一般NISAの「5年」に比べて、つみたてNISAは「20年」ですから長期で運用していくメリットはつみたてNISAの方が大きいでしょう。

「投資対象」も異なります。つみたてNISAは国が指定した投資信託・ETF、一般NISAはそれに加えて株やREITとなっています。

もし、つみたてNISAの仕組みがよく分からないという人は、以下の記事を最初にご覧ください。

一緒に読みたい

つみたてNISAとは?一般NISAとの違いや仕組みをやさしく解説

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おすすめの証券会社

NISAはつみたてNISAか一般NISAのどちらか一方しか口座を開設することはできません。

また、つみたてNISA口座は一人ひとつの金融機関でしか開設できないことになっていますので、どこの金融機関を選択するのかは重要です。(後で変更もできますが、手続きがたいへんです)

おすすめの証券会社は取引商品が豊富な「楽天証券」か「SBI証券」です。

今回は実際に楽天証券での商品購入方法を後ほどお伝えしていきます。

もちろんどちらの証券会社でも口座売買手数料、口座維持費、年間費などはすべて無料になっています。このふたつの証券会社であれば間違いなく満足した取引環境になっています。

ステップ2・毎月の積立金額を決める

それでは次に年間40万円の範囲内で毎月(毎日)の積立金額の設定をしていきます。

この40万円の範囲はフル活用しても、しなくても、範囲内であればどちらでも問題ありません

3例ほどご紹介していきます。

毎月の積立の例

  • 【例1】ギリギリ範囲内の積立金額毎月33,333円の積立×12ヶ月=年間399,996円
  • 【例2】ピッタリ範囲内の積立金額 毎月3万円の積立×12ヶ月+ボーナス月4万円の積立=年間40万円
  • 【例3】少額の積立金額毎月1万円の積立×12ヶ月=年間12万円

どのパターンでも積立ができます。積立金額の変更は後からでも可能ですから、最初は家計の負担にならないような少額からスタートするのがいいでしょう

ステップ3・商品(投資対象)を選ぶ

つみたてNISAの特徴ですが、商品は国が優良な投資信託のみに厳選してくれています。

もう少し詳しく説明すると、「販売手数料が無料で、信託報酬も低い商品」、「頻繁に分配金が支払われない商品」です。一般NISAと比べると商品は限定されますが、それでも「170以上の商品」がありますので充分な量です。

商品はふたつに分類されます。

ひとつは米国・先進国・新興国・国内などの株式に投資する「株式型」です。株は変動率が高いためハイリターンが期待できる分、リスクも高くなっています。

もうひとつは株式の他、債券やREIT(不動産)などに分散して投資する「バランス型」です。こちらは安定性を重視しているため、リターンも低くなる傾向があります。

ハイリターンを期待して株式型に集中することもできますし、株式型とバランス型の両方の商品を購入するということも可能です。

ステップ4・証券会社で実際に購入する

こちらは各証券会社のサイトにて詳しい説明がなされていますので、そちらをご確認ください。

楽天証券 

SBI証券 

楽天証券での商品購入例

  • 「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」 積立金額1万円 再投資型 ボーナス設定なし
  • 「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」 積立金額1万円 再投資型 ボーナス設定なし

以上2商品を購入積立金額定額分 24万円(2万円×12ヶ月) + ボーナス 0円 = 年間積立想定額 合計24万円

つみたてNISAのおすすめ商品については、以下の記事もご覧ください

一緒に読みたい

【2024年】つみたてNISAおすすめ商品銘柄ベスト3【初心者向け】

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つみたてNISAの始め方まとめ

今回はつみたてNISAの始め方を4ステップに分けてご紹介しました。4ステップを改めて確認すると以下の通りです。

つみたてNISAの始め方4ステップ

  • 積立NISA専用口座の開設
  • 毎月の積立額を決める
  • 商品(投資対象)を選ぶ
  • 証券会社で実際に購入する

この流れを知っておけば実際につみたてNISAを始めていくことができます。ひとつひとつ確認しながら進めていきましょう。

非課税というメリットを最大限活かして、ぜひつみたてNISAで長期的に大切な資産を増やしていってください。

  • この記事を書いた人

鈴木 拓也

株式会社フィンテラス 代表取締役
日本証券アナリスト協会認定アナリスト
1987年生まれ、静岡県出身
明治大学理工学部卒業、東京工業大学大学院修士課程修了後、三井住友銀行に入行
東京本店にて為替のアルゴリズム取引、香港支店にて為替のカスタマーディーラー及び、インターバンクディーラー業務に従事し独立
FXや株式投資で運用し、金融資産は数億円
FXを中心とした投資教育のWebメディアやスマホアプリを運営
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