こんな疑問を解消します!
- つみたてNISAの始め方は?
- 積立金額はいくらで設定すればいいの?
- 楽天証券で購入するまでの流れは?
こんな疑問を解決した記事になります。
つみたてNISAの仕組みは分かったけど、「実際どうやって始めればいいのかよく分からない!」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、これからつみたてNISAを始める人向けに楽天証券を使って、つみたてNISAを始める流れを解説します。
楽天証券以外の証券会社の人も、流れは基本的に一緒なので参考になると思いますよ!
ステップ1・つみたてNISAの口座を開設する
今回はつみたてNISAの始め方を4ステップに分けてお伝えしていきます。
つみたてNISAの始め方4ステップ
- 積立NISA専用口座の開設
- 毎月の積立額を決める
- 商品(投資対象)を選ぶ
- 証券会社で実際に購入する
つみたてNISAを始めには、つみたてNISA専用の口座を解説する必要があります。
ここで、NISAにはつみたてNISAと一般NISAの種類の違いがあるので注意しましょう。
つみたてNISAと一般NISAの違い
まずは「つみたてNISAと一般NISAの違い」について確認していきましょう。
つみたてNISA | 一般NISA | |
対象者 | 20歳以上 | |
購入方法 | 積立のみ | 積立 または 一括 |
年間投資上限 | 40万円 | 120万円 |
非課税期間 | 20年 | 5年 |
投資対象 | 投資信託・ETF (国が特定) | 株・投資信託 ETF・REIT |
「対象」についてはどちらも20歳以上です。「年間投資上限」には差があり、つみたてNISAは「40万円」、一般NISAは「120万円」となっています。
一般NISAの方が枠は広いですが、「非課税期間」は一般NISAの「5年」に比べて、つみたてNISAは「20年」ですから長期で運用していくメリットはつみたてNISAの方が大きいでしょう。
「投資対象」も異なります。つみたてNISAは国が指定した投資信託・ETF、一般NISAはそれに加えて株やREITとなっています。
もし、つみたてNISAの仕組みがよく分からないという人は、以下の記事を最初にご覧ください。
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つみたてNISAとは?一般NISAとの違いや仕組みをやさしく解説
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おすすめの証券会社
NISAはつみたてNISAか一般NISAのどちらか一方しか口座を開設することはできません。
また、つみたてNISA口座は一人ひとつの金融機関でしか開設できないことになっていますので、どこの金融機関を選択するのかは重要です。(後で変更もできますが、手続きがたいへんです)
おすすめの証券会社は取引商品が豊富な「楽天証券」か「SBI証券」です。
今回は実際に楽天証券での商品購入方法を後ほどお伝えしていきます。
もちろんどちらの証券会社でも口座売買手数料、口座維持費、年間費などはすべて無料になっています。このふたつの証券会社であれば間違いなく満足した取引環境になっています。
ステップ2・毎月の積立金額を決める
それでは次に年間40万円の範囲内で毎月(毎日)の積立金額の設定をしていきます。
この40万円の範囲はフル活用しても、しなくても、範囲内であればどちらでも問題ありません。
3例ほどご紹介していきます。
毎月の積立の例
- 【例1】ギリギリ範囲内の積立金額毎月33,333円の積立×12ヶ月=年間399,996円
- 【例2】ピッタリ範囲内の積立金額 毎月3万円の積立×12ヶ月+ボーナス月4万円の積立=年間40万円
- 【例3】少額の積立金額毎月1万円の積立×12ヶ月=年間12万円
どのパターンでも積立ができます。積立金額の変更は後からでも可能ですから、最初は家計の負担にならないような少額からスタートするのがいいでしょう。
ステップ3・商品(投資対象)を選ぶ
つみたてNISAの特徴ですが、商品は国が優良な投資信託のみに厳選してくれています。
もう少し詳しく説明すると、「販売手数料が無料で、信託報酬も低い商品」、「頻繁に分配金が支払われない商品」です。一般NISAと比べると商品は限定されますが、それでも「170以上の商品」がありますので充分な量です。
商品はふたつに分類されます。
ひとつは米国・先進国・新興国・国内などの株式に投資する「株式型」です。株は変動率が高いためハイリターンが期待できる分、リスクも高くなっています。
もうひとつは株式の他、債券やREIT(不動産)などに分散して投資する「バランス型」です。こちらは安定性を重視しているため、リターンも低くなる傾向があります。
ハイリターンを期待して株式型に集中することもできますし、株式型とバランス型の両方の商品を購入するということも可能です。
ステップ4・証券会社で実際に購入する
それでは「楽天証券」で実際につみたてNISAを購入する流れをお伝えしていきます。
まずは楽天証券の公式サイトにアクセスします。そして右上にあるFXや海外株式などが選択できるメニューから「NISA、つみたてNISA」をクリックしてください。
すると画面が切り替わりますので、左下の「ファンド一覧から選ぶ」をクリックします。さらに画面が切り替わり、「商品一覧」が表示されます。
商品一覧では、基本情報の他、運用実績やランキングといった貴重な情報も豊富に掲載されていますのでよく確認して、自分が欲しい商品を選んだら、その左側にある「①カートに追加」のチェックボックスにチェックを入れ、右下の「②一括積立注文へ」をクリックします。
今度は「③引落口座と引落日を選択」の画面になります。ここで引落方法を選択します。
楽天カードクレジット決済や楽天銀行を選択することもできますし、楽天カードや楽天銀行の口座がない場合は、証券口座に直接お金を振り込むことも可能です。
この場合、「楽天カードだと100円の積立で1ポイント付与」されるのでおすすめです。楽天ポイントは1ポイントで1円に相当しますので、毎月1万円を積立すると、毎月100円分お得になります。
また、この画面では他に、「積立タイミング」(毎月なのか毎日なのか)、「積立指定日」(毎月何日なのか)を入力します。
続いて選んだ商品の「金額・分配金コースの設定」です。「積立金額」はいくらで設定するのかを入力します(100円以上で1円単位)。
「分配金コース」については基本的に「再投資型」を選択します。また、「ボーナス設定」でボーナス月に積立金額を増やすかどうか調整できます。
すべて入力が完了すると、下に「積立金額定額分」+「ボーナス」=「この積立方法の年間積立想定額」が表示されますので、範囲内かどうか、無理のない設定かどうか確認してください。
楽天証券での商品購入例
- 「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」 積立金額1万円 再投資型 ボーナス設定なし
- 「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」 積立金額1万円 再投資型 ボーナス設定なし
以上2商品を購入積立金額定額分 24万円(2万円×12ヶ月) + ボーナス 0円 = 年間積立想定額 合計24万円
そして最後に、一番下にある「目論見書の確認へ」をクリックして購入手続きをします。目論見書とは、「投資信託の特徴や目的、リスク、実績、手数料が解説されたもの」で、要するに解説書のようなものです。
これで楽天証券でのつみたてNISAの商品の購入は完了となります。
つみたてNISAのおすすめ商品については、以下の記事もご覧ください
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つみたてNISAの始め方まとめ
今回はつみたてNISAの始め方を4ステップに分けてご紹介しました。4ステップを改めて確認すると以下の通りです。
つみたてNISAの始め方4ステップ
- 積立NISA専用口座の開設
- 毎月の積立額を決める
- 商品(投資対象)を選ぶ
- 証券会社で実際に購入する
この流れを知っておけば実際につみたてNISAを始めていくことができます。ひとつひとつ確認しながら進めていきましょう。
非課税というメリットを最大限活かして、ぜひつみたてNISAで長期的に大切な資産を増やしていってください。